shychicken’s.com

アニメ・映画・ドラマ好きのオタクチキンがお送りします

活きの良いおしぼりの話

人はどうも疲れていると短気になりやすいですね。

チドリです。

 

先週位まで繁忙期で

頭もぼんやりしがちでした。

 

その時に起きた脱力話をひとつ

 

仕事の帰り道

ちょうど家族が外にいたため駅まで迎えに来てもらい、そのまま夕飯は外食になりました。

 

回転寿司に行きましたが、

私はもうタッチパネルで全員分の注文代理も、来たお皿を取るのも億劫なくらい

その日は疲弊していました

 

ところがいつもの席順で結局タッチパネルの前に座ってしまい、

重たいPC入りカバンを、1時間以上電車で立ったまま持っていたので

一度座ると立ち上がりたくもなく、席替えは諦めて

「代理注文だけはやりたくない」と断りを入れて端末を両親に渡しました。

 

更にそういう日に限って体は言うことを聞かないもので、

指を引っ掛けておしぼりを落としました。

 

「ああ、もう、、」

と落としたおしぼりを拾い、

ビニールに入った新しいおしぼりを手に取りました。

 

その頃にはちょっとイライラも入ってきていて、

ここは景気よくビニールをビリッと破いて

新しいおしぼりを……

 

とビニールの真ん中からビリッと破いたら

真っ直ぐおしぼりが飛んでいきました。

 

しかも着地点は

醤油皿の上ジャストフィット

 

真っ白な綺麗なおしぼりが

みるみる醤油を含んで淡茶色に染まる様と

 

向かいに座って一部始終見ていた母が爆笑する姿に

今までのイライラがすっ飛んで逆に脱力しました。

 

短気は損気…

 

そう思いながらおしぼりを持ち上げると、

醤油は9割方消えていました……

 

ああ、、出したばかりだったのに……

 

テーブルに顔を突っ伏したい気持ちを抑えて

醤油もおしぼりも出し直しました。

 

疲れているときほど、イライラして周囲に当たりたくなるときもありますが、

余計に疲れる羽目になるので、力を抜いて過ごした方が良いな、と思いました

(とはいえ、人間なので絶対は無理ですけどね)

 

嘘のような本当の話でした。